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注目の成分「アンセリン」って?尿酸値を下げる効果のヒミツ

まぐろの寿司を箸でつかんでいる

何だか聞きなれない「アンセリン」という成分が尿酸値を下げてくれるヒミツを持っていると、最近話題になっています。そこで、話題に「アンセリン」にスポットライトを当てて、尿酸値との関係を見ていきましょう。気になっていた人も、知らない人も必見です。

アンセリンって何?

そもそもアンセリンとは何なのかというと、これは動物の筋肉の中に含まれているペプチドと呼ばれる成分です。βアラニンとメチルヒスチジンと呼ばれる2つのアミノ酸がくっついた姿でもあり、マグロや鮭、サメなどの海の中の生き物に多く含まれています。地上の生物だと鳥類に含まれていることが多いようです。

もともとは食材にした際の味を上げてくれる成分として研究されていたのですが、近年になってから、もしかすると筋肉の動きと大きく関係しているのでは、という視点での研究がすすめられ、様々な効果が発見されています。

アンセリンが尿酸を作らせない

そんなアンセリンには尿酸値を下げる効果があるため、摂取すれば痛風や尿結石の予防となるでしょう。アンセリンが尿酸値を下げてくれる理由は、主に尿酸を作らせないという部分にあるとされています。実は体内にある尿酸というのは、プリン体が分解された際の老廃物。そのため、プリン体の分解が促進されればされるほどに、体内では尿酸値が増えることになるです。

では、プリン体の分解に対して、どうしたらいいのかと言うと、HPRTという酵素を増やしてあげることが重要。このHPRTにはプリン体が分解されて尿酸を作り出す直前に、その尿酸を再度プリン体に戻してしまうという働きがあります。

遠まわしになりましたが、ここで登場するのがアンセリンです。アンセリンを摂取すると体内でHPRTが増えるため、プリン体が分解されても尿酸にならず、尿酸が過剰になることを防いでくれます。ただ、あくまでも作られすぎを防止するだけなので、いくら食べても尿酸値が少しも上がらない、というわけではありません。この点だけは注意しておいてください。

アンセリンが尿酸を排出

アンセリンは尿酸が作られないようにするのと同時に、なんと尿酸の排出まで手伝ってくれるようです。そもそも人間というのは、大量の飲酒や過度な疲れに弱い生き物で、そういった際に乳酸を溜めこんでしまうという性質を持っています。この乳酸というのが、あまり良い働きをするものではなく、悪影響のひとつとして尿酸の排泄を阻害してしまうのです。

しかも、乳酸というのは代謝しにくいもので、なかなかに問題解決に至りません。そこで登場するのがアンセリンです。乳酸を代謝するために必要なLDHと呼ばれる酵素をアンセリンが増やしてくれることも分かっています。

これによって乳酸が体内から即座に代謝されていけば、尿酸の排出が邪魔されることも無く、多少の飲みすぎであれば予防をすることが出来るでしょう。ただ、こちらも過度な信頼を置いてしまうのは危険なので、食生活の改善も同時に考えておいてください。

アンセリンが疲労を防ぐ

これは科学的な証明がされてはいないのですが、実験ではアンセリンを飲み続けると疲労が溜まりにくいことも分かっています。これにより、尿酸の排泄を邪魔する乳酸の発生を防ぐことができ、徐々に尿酸値を下げてくれることでしょう。それに、疲労が溜まらないことで、尿酸値を上げる危険のあるストレスも緩和されます。

ただ、これは大きな効果があるというよりは、飲んでないよりもまし程度に考えておいた方が無難かもしれません。アンセリンはまだまだ研究が進んでいる成分なので、これからさらに効果的なサプリ等の登場も期待できます。尿酸値が気になっている人は頭の片隅においておくといいでしょう。

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