1. HOME
  2. 痛風・尿酸値の基礎知識油断は禁物!若い世代や女性でも痛風になる人が増加しているワケ

油断は禁物!若い世代や女性でも痛風になる人が増加しているワケ

頬に両手を当てて驚く女性

風が吹くだけで手や足に激痛が走ることから、その名のつけられた痛風。これは高齢の男性の方が発症率の高いことで有名な病気だったのですが、近年、若年層や女性への発症が比較的多くなっています。今回はその理由をいくつかの視点で見ていきましょう。

女性や若い世代も痛風になる?

痛風患者の9割は男性と言われており、痛風といえば男の病気というイメージがあります。しかし、これは既に過去のもので、最近では女性、それも若年層に痛風患者が増えてきているのです。

実際にデータを見てみると、一昔前は50代以降がピークだった痛風も、現在は30代がピークとなっていて、女性も確実に増えてきています。そもそも女性というのはホルモンの関係で尿酸値が上がりにくく、そのために痛風とは無縁だったのですが、現代は痛風の原因となる要素がとても多いのです。

食生活が乱れがち

痛風というのは、体内にある尿酸という物質が蓄積され、さらに排出されにくくなることで尿酸値が高くなり引き起こされると言われています。そして、尿酸値に最も大きく影響を及ぼすのが毎日の食生活です。

女性や若年層が痛風にかかる大きな原因は、この食生活に隠れています。たとえば、欧米の食文化の影響で脂っこい食事が増えていませんか。それに、おやつタイムに甘いスイーツを食べるのが癖になっていませんか。これらは尿酸値が上昇する原因である脂質や糖質を多く含んでいます。日常的な食事により少しずつ体内の尿酸値が増えていき、それが一定値を超えれば、いつ痛風が発症してもおかしくないわけです。

これに追い打ちをかけるように日常的な野菜不足も深刻です。欧米の食文化が取り入れられれば当然のことですが、肉や魚が増え、野菜の摂取は減っていきます。すると、野菜に含まれている尿酸値を下げる効果をもつ栄養素が不足し、一度上がった尿酸値を元に戻すことが出来なくなるのです。

女性の場合は男性と比較すれば野菜を食べる傾向にあるとはいえ、ドレッシングをドバドバとかけてしまう方も多いでしょう。これも尿酸値の上昇に繋がるので注意が必要です。近年では女性も、このように食生活を乱しがち。特に若い世代の人は子供のころからジャンクフードなどに慣れているので、十分に気を付けておきましょう。

女性はホルモンが乱れがち

女性の場合はホルモンの分泌によって尿酸値が上昇しにくいわけです。そのため、ホルモンの分泌量が減れば、それだけ尿酸値が増えてしまうことになります。この尿酸値を抑えるホルモンのことを、エストロゲンというのですが、これは更年期障害によって徐々に分泌が減っていきます。そのため、加齢と共に痛風のリスクが高まるのです。

では、若い女性は大丈夫かといえば、現代社会に限ってはそうとも言いきれません。というのも、エストロゲンの分泌量低下というのは、食生活の乱れやストレスでも引き起こされるのです。

先ほど、お話した食生活の乱れにプラスして、現代ではSNSの普及等でストレスを知らずのうちに溜めこむ人が増えています。これにより若い女性ほどエストロゲンの分泌量が少なくなり、尿酸値を上げてしまうケースもあるのです。

ストレスを溜めこみやすい

若い世代ほど溜めこみやすいストレス。これはエストロゲンの分泌量を減らすだけでなく、食生活の乱れにも繋がります。そして、何よりも注意しなくてはならないのが、ストレスからのアルコール摂取でしょう。

昔から言われているのですが、痛風にアルコールはご法度。どんなアルコールであっても痛風の原因となってしまい、酷い痛みを引き起こしてしまいます。このような理由から女性、若い世代にも痛風の発症が大幅に増えているのです。

© 2018 痛風・尿酸値ガイド All Rights Reserved.