1. HOME
  2. 痛風・尿酸値の基礎知識偽痛風ってどんなもの?痛風との違いや症状の見分け方について

偽痛風ってどんなもの?痛風との違いや症状の見分け方について

偽痛風ってどんなもの?痛風との違いや症状の見分け方について

痛風とよく似た症状「偽痛風」って知っていますか?

かつては贅沢病とも呼ばれていた痛風も、現在ではそれほど珍しいものではなく、現代人にとって身近な症状の一つとしても知られています。痛風の特徴としてあげられるのが「激しい痛みを伴う痛風発作」で、主に膝から下の関節に症状が出やすいと言われています。寝起きであったり、あまり意識していない時に突然強い痛みが起きるため驚く方も多いようですが、痛風は自覚症状などもないため予防する意識がやや低めであるともいえます。

痛風が起きる原因は尿酸が多すぎることですが、改善のためには薬や生活習慣の見直しが必要となります。一度発作が起きると再度起きる可能性が非常に高いため、継続して健康を意識した生活を続けることが体を守るために繋がっていきます。さて、まず関節に突然激しい痛みが起こった場合は多くの場合この痛風である、という可能性が考えられるのですが、実はこれに似た症状にも関わらず痛風ではないものもあることをご存知でしょうか。その名も「偽痛風」といい、一見痛風のように思われる症状が起きることが特徴です。

それほど耳にしたことがない症状かもしれませんが、実は比較的よく見られる関節痛を起こす病気としても知られています。この偽痛風というものはどういったものなのか、痛風とはどういった違いがあるのでしょうか。

痛風と偽痛風、いずれも放置するのはダメ

痛風は尿酸が結晶化することで、それが関節に入り込み激痛の発作を起こすものです。この場合は尿酸値を下げる薬を飲むなどの対策がメインとなりますが、偽痛風の場合は尿酸が原因で起こっているためこの対処法は当てはまりません。偽痛風とはいわゆる関節の炎症のことで、痛風に比べると痛みはまだこちらのほうが軽いとされています。数日間で自然とおさまることもありますが、そのまま放置していれば痛みが慢性化することもあります。こうなると日常生活にも支障をきたしますので、その状態のまま放っておくのはやめましょう。偽痛風の場合も症状が進行し悪化する可能性大です。

偽痛風の対処法としては関節の痛みを和らげる治療がメインとなります。痛み止めや炎症止めなど飲み薬を使用したり、湿布などで直接関節炎にアプローチする方法もあります。いずれも自己判断だけでは難しいので、痛風であるか偽痛風であるか、そのどちらかを判断するのは医師に任せるようにしましょう。関節の炎症に関しても何かしら原因が隠されていることがほとんどです。どのような状況でそれが起こったのか、きちんと説明できるようにしておくと医師に症状を伝えやすくなります。

偽痛風で安心、ではありません!

基本的にはこの偽痛風の症状が出やすいのは60代以上といわれています。偽痛風といわれたので痛風の心配はないだろう、とは必ずしも言い切れません。痛風は日頃の食事や生活習慣、運動不足によっていつ誰に起こってもおかしくないものです。仮に偽痛風であったと診断されたとしても安心しきってしまわずに、自分の生活習慣の見直しなどを行っていきましょう。

多くの人が好きなものを食べられる良い時代になったと同時に、カロリーオーバーや脂質のとりすぎが問題視されるようになった現代では、痛風はもちろん様々な症状に遭遇しやすくなっています。自分の体を守ることが出来るのは自分だけ。食事はバランスよくとれているか、適度な運動はできているか、ストレスは溜め込み過ぎていないか。このように自分自身をチェックする機会をもうけることも大切です。若いから、女性だから痛風は起こらない、そんなことはありません。いつ誰がなってもおかしくない症状だからこそ、皆がみんな気をつけなければならないのです。

© 2018 痛風・尿酸値ガイド All Rights Reserved.